5月9日(水)〜13(日)まで、日比谷図書文化館において行われた「第5回東京装画賞展」は、無事終了いたしました。
同時開催の「ホール・オブ・フェイム(名誉の殿堂)」展(今回は横尾忠則氏と杉浦非水氏)と、追悼展(川上成夫氏、多田和博氏、関口信介氏)も好評でした。
ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
初日の授賞式では、入賞・入選者を含め大勢の方にご来場いただきました。審査員を代表して装丁家の坂川栄治さんに総評を、賛助会員を代表して特種東海製紙株式会社の漆畑明子さんより感動的なご挨拶をいただきました。
また受賞者を代表して、一般部門金賞受賞者の西村隆史さん、学生部門金賞受賞者の京都造形芸術大学 森田麻子さんの喜びの挨拶、ホール・オブ・フェイム受賞の横尾忠則氏は欠席されましたが、杉浦非水氏の作品を所蔵されている愛媛県美術館の長井健さんに受賞のご挨拶をいただきました。
横尾忠則氏からは受賞に際して喜びの言葉と「東京装画賞が今後ともさらに永続しながら、新しい有為の才能が次々と世の中に登場されていくことを期待している」とのメッセージが寄せられました。
祝賀パーティーは、当協会の事務局がある、神保町のブックハウスカフェ2階「ひふみ座」にて開催しました。収容人数の都合上、受賞者・関係者に限らせていただきましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
また、5月12日(土)には、坂川栄治さん、山田博之東京装画賞実行委員長、小林真理会長によるトークショーを行いました。用意していた50席が満席になるほど、たくさんの方にお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。
- 初日の会場は多くの来場者で賑わった
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貴重な装幀作品や原画が展示された
「Hall of Fame」コーナー
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お三方の装丁作品が展示された
「追悼展」コーナー
- 初日授賞式で挨拶する山田実行委員長
- 一般部門金賞受賞の西村隆史さん
- 学生部門金賞受賞の森田麻子さん
- 愛媛県美術館の長井健さん
- 12日に開催されたトークイベントの様子
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※お詫びと訂正
「第5回東京装画賞展」公式図録本文中に誤りがございましたので、以下の通り訂正いたします。
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(誤)遠藤明男氏〈ダイオーペーパープロダクツ〉
(正)金澤洋二氏〈ダイオーペーパープロダクツ〉
関係者の皆さまにご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。